品質管理

一般の商品と同じように、Webサイトにも高い品質が求められています。それはデザインなど目に見える部分だけでなく、構築するシステムやブラウザによる表示の違い、アクセシビリティやユーザビリティなど多岐にわたります。
ジェイテンネットでは厳重なチェック体制で納品まで確認を重ね、最高のクオリティで納品できるよう努めております。

誰もがわかる部分だからこそ、大切な文章校正

日本語のサイトを制作する以上、日本語を理解する閲覧者に意味が通じるよう、正しい文言を用いる必要があります。たとえそれが他の言語であったとしても同じことです。
それはつまり、ほぼ全ての閲覧者が対象であり、間違いや紛らわしい表現があれば、ほぼ全ての閲覧者にそれがわかってしまうということです。それゆえ、テキストは間違いが許されない非常にシビアなパートであると言えます。
ジェイテンネットでは制作段階から細心の注意を払い、また納品までに確認を重ね、間違いなく、かつイメージやニュアンスを正確に伝えるテキストを制作いたします。

ブラウザチェックの必要性

インターネットの閲覧に使用するソフトをブラウザと呼びますが、ウィンドウズ標準搭載であるEdgeの他、Firefox、Chrome、Safariなど様々なソフトが存在し、さらに同じブラウザでもバージョンによって差異があるなど、その種類は多岐に渡ります。

日本のブラウザシェア率

2023年09月現在(直近1年間)

ブラウザ シェア率
Chrome 64.27%
Safari 12.49%
Edge 10.93%
Firefox 6.14%
Opera 4.11%
360 Safe Browser 0.62%
Yandex Browser 0.43%
IE 0.38%
QQ Browser 0.29%
Coc Coc 0.12%

デスクトップPCとスマートフォンのシェア率の違い

2017年以降、スマートフォンの世帯保有率がパソコンを上回った結果、インターネット閲覧の手段もスマートフォンが主体になりました。
その影響もあり、Webサイトはレスポンシブデザインで制作されることが主流になっています。

その中でもPC・スマホ共にChromeは64.27%と高いシェア率となっています。その大きな要因は、多彩な拡張機能やデバイスごとに情報を共有できることで使い勝手の良さが発揮されているところかと思います。
特に新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークを導入する企業が増えてきており、そこで「Chrome Remote Desktop」は社内端末を社外の環境でも操作することができ、Googleアカウントがあれば簡単に設定ができるのでとても便利です。

最新ブラウザ・旧ブラウザの対応

過去のバージョンから徐々にシェアは移行しておりますが、依然として旧バーションのブラウザも高いシェアを持っています。 また、ここ最近は各ブラウザのバージョンアップが頻繁に行われるようになり、各ブラウザの何のバージョンがどういう特性を持っているかを把握し、対応をどこまで行うのかを吟味する必要があるといえます。

新たな問題はデバイスサイズ

各ブラウザ間でCSSやJSなどの相違で制限がありましたが、アップデートされてきていることで相違が減りつつあります。
しかし新たな問題として、色んなサイズのデバイスが出てきている現在は、サイズが違うデバイスごとで見え方に差が出てくるのが1つの問題となっています。
制作をする際は、デバイスの最低サイズなどを事前に相談・共有しておくことが大切になってきます。

アクセシビリティチェック

ブラウザはもちろん、モニタ解像度、回線速度、あるいは音声ブラウザを使われているユーザーなど、ユーザーのインターネット環境によってウェブサイトを閲覧することができない、または制作側が意図したものとは違う見え方をすることを防ぐための措置がアクセシビリティです。

アクセシビリティに優れたページを制作する際には、主要ブラウザでのチェック、画像に代替テキストを入れるといった基本的な作り込みはもちろん、ページ容量を可能な限り抑え読み込み速度を速くする、ページの書き方(ソース)を簡素化し読み込みを速くするなど、目に見えない部分まで考慮する必要があります。
見た目が同じだけのページなら、ある程度の知識があれば制作することができます。しかし、そういった内部まで作り込むことは、熟練の技術と多くの経験が必要となります。
ジェイテンネットのスタッフは数多くの制作実績を元に、アクセシビリティに優れたページを制作しています。しかし経験だけではなく、根本的に、丁寧に作るという考え方に基づいたページ制作を心がけているのです。

ユーザビリティチェック

Webサイトを訪れたユーザーが、目的とする情報にいち早くたどり着ける、自分が今どのページを見ているか把握できる、そのような「使いやすさ」がユーザビリティの考え方です。
デパートを思い浮かべてみましょう。デパートでは各所に案内が表示されており、自分が今何階にいるのか、今いる階にはどんなテナントがあるのか、自分が欲しい商品は何階にあるのか、エレベーターや洗面所はどこにあるのか。そういった情報がわかりやすく、かつ統一された形で表示されています。
Webサイトも同じように、適切なカテゴリわけや、分かりやすいナビゲーションを使用することによって、ユーザーにとって使いやすいサイトになります。

設計から考慮しなければならないユーザビリティ

ユーザビリティを考慮したページを制作するには、制作の設計の段階からそれを盛り込まなくてはなりません。上記のデパートの例も同じですが、作り上げてから改めて使い勝手を考慮するよりも、予め使いやすいよう設計して制作する方が効率的なのは明らかです。
また将来コンテンツが増えることも想定して、デザインやナビゲーションに矛盾や破綻が生じないように考慮することも必要です。

ジェイテンネットではユーザビリティはもちろん、アクセシビリティやSEOを含め、設計段階からサイトの全体像を練り上げ、制作に取りかかります。