近年One to One マーケティングが注目される中、様々な企業がビッグデータ※の取り組みを始めています。
数年前から積極的にビッグデータを活用している大手コンビニエンスストア、大手ドラッグストア、大手化粧品メーカーは積極的にビッグデータを活用して売上を大きく伸ばしています。
そんなビッグデータの活用が当たり前の時代になった今、今回はビッグデータを活用したOne to One マーケティングの事例を紹介したいと思います。

オムニチャネル時代に合わせた活用事例

ビッグデータを活用すれば、ユーザーを判別してユーザーに見合った情報提供が可能となります。
オムニチャネル(Omni-Channel Retailing)時代になってきた今、店舗前でこのようなOne to One マーケティングができます。

ビッグデータを活用したOne to One マーケティング事例

①顧客を判別
来店したユーザーからユーザー情報を取得しユーザー情報を送信します。
ユーザーを判別することが必要なので、その手段として今回はiビーコン(iBeacon)での使用を想定します。

送られたユーザー情報からビッグデータと照合し、ユーザーに見合った商品情報を抽出します。
購入履歴のあるユーザーには、今までのECや店舗での購入履歴からデータ解析しユーザーに見合った最新情報を提供します。
初めて来店されるユーザーにはユーザー層からデータ解析した商品情報を提供します。

②マーケティングオートメーション(MA)
アウトプット方法はいろいろあると思いますが、今回はデジタルサイネージ(Digital Signage)を使用することにします。
送られてきたデータを基にCGや撮影した店員を使い音声でユーザーへプロモーションを行います。

つまり、送信された顧客情報を瞬時に統合、分析を行いユーザーへのセールスプロモーションを行うわけです。
こうした一連の流れで、蓄積されたデータを活用しユーザーに適切な商品プロモーションを店頭で行うことが可能となります。

実現までには課題が

実現可能に思えるこのセールスプロモーション、現段階では、未だいろいろハードルはあります。
情報を送受信する通信速度やユーザーを容易に認識するために、個人情報を提供できる手段(アプリなどで事前登録)が必要です。

一番重要なのが、データの精度です。オープンDMPが普及していない日本国内ではまだデータの精度はかなり低いと言えますし、解析ロジックも充実しているとは思えません。
こういったデータを解析する会社が設立されていますので、今後そういった企業も注目ですね。
ビッグデータを活用したOne to One マーケティング事例ですが、今後こういったセールスプロモーションが主流になるかもしれません。
もしかするとビッグデータを積極的に活用している海外ではもう実現されているかもしれないですね。

※ビッグデータ(英: big data)とは、市販されているデータベース管理ツールや従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集合の集積物を表す用語。(Wikipediaより)

Takayuki Fukami

Writer
Takayuki Fukami
Category
Works
Tag
ビッグデータ,マーケティング