こんにちは。鳥塚です。
日差しもだんだんと厳しくなり、そろそろ日焼けが気になる頃ですね。

先日仕事でKPTを行う機会があったので、今回はそのKPTについてご紹介します。
すでにご存知の方もいるかと思いますが、KPTは、Keep/Problem/Tryの略で、「Keep=良かったこと」「Problem=悪かったこと」
「Try=次に試すこと」の3つに分けて考える方法です。
このふりかえりを行うことで、人やチームの成長を促進させるというのが目的です。

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KPTのすすめ方

進め方は以下の通りです。

1.Keep抽出
今回のKeep(良かったこと)についての項目を書き出します。事前に用意しておくと、話し合いの時間が増えてより効率的になると思います。
良かったことがなかなか思いつかない…そんな方は、とにかくポジティブに考えましょう。どんな小さなことでもいいです。良かったことをあげることによってモチベーションが高まり、Tryにつながると思います。

2.Problem抽出
今回のProblem(悪かったこと)についての項目を書き出します。問題だったことを掘り出すことでネガティブになってしまうかもしれません。ですがここはぐっとこらえ、きっちり問題だったことを出し切ってしまいましょう。

3.Problem深掘り
Problem(悪かったこと)で出た項目で原因は何か、何が問題だったのかを考えていきます。チームで話し合えば、問題が起きた時のことを思い出せると思います。

4.Try項目抽出
次回以降で試したい項目を書き出します。
良かったことで続けていきたいこと、問題があったことで改善していきたいことをあげていきます。他の仕事でも応用できるよう、ここできちんとまとめておきましょう。

おススメポイント

KPTを行う際、必要なツールとして主にホワイトボードや付箋などがあると思いますが、今回仕事で行ったときは付箋を使用したので付箋が使いやすいと思います。
会議中に書く人の手間を省ける、類似した意見をまとめておきやすい、といったメリットがあります。
ただ、チームの人にも見せるので気持ち丁寧に書く必要がありますね。(笑)

以上が主な進め方です。KPTを実践する際、参考にしていただければと思います。

Midori Torizuka

Writer
Midori Torizuka
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